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■リアル化
難易度はオールドットと並んで最高クラスだと思っています。
これはセンスが問われます。講座にそのまま従うだけではうまくいきません。
自分で考えながら塗っていくことが大切です。
1、色を作る
まず、リアル化をするにあたって必要なのは「色」です。ポケモンの画像の色の明るさの度合いは一色につき4段階しかありません。これを増やしていくことによって、リアルになっていくのです。 まず、色を増やしていく作業から始めます。

リアル化講座図1 ポケモンの基本となっている色(影の部分でもなく、光が当たっている部分でもない色)を抜き出します。
ここではこれを「基本色」と呼びます。
ハッサムには赤と黒が使われているので、それぞれの部分の基本色を用意します。
(ハッサムの場合羽のドットが特殊なので今回の講座ではは置いときます^^;)

基本色をスポイトツールで吸い取ります。次に、ペイント上部の「色」→「色の編集」→「色の作成」を押します。
すると、↓のような窓が出ます。
リアル化講座図2 「明るさ」の値を、20増やします。増やしたら、「色の追加」を押し、「OK」を押します。すると、基本色より少し明るい色ができたはずです。これを、あらかじめ置いておいた基本色の上に並べていきます。
これを、色が白に近くなるまで続けます。

「明るさ」の値を、20減らします。減らしたら、「色の追加」を押し、「OK」を押します。すると、基本色より少し暗い色ができたはずです。これを今度は、あらかじめ置いておいた基本色の下に並べていきます。
これを、色が黒に近くなるまで続けます。
リアル化講座図3 上記の作業を終えると、こんな感じになります。
基本色を中心に、だいたい10色出来上がります。
リアル化にはこれだけの色があれば十分です。これ以上増やしてもややこしくなるだけだと思います。
リアル化講座図4 全ての基本色でこの作業をします。
次は色ぬりの説明に入ります。
2、色を塗る
次はいよいよ色塗りです。リアル化は、他の技術と違って作る人によって出来が大きく変わってきます。
機械的に色を塗る作業をしてもあまりリアルには見えません。
ここでは、よりリアルに見せるための「コツ」を説明したいと思います。

影の塗り方
リアル化講座図10 左の図を見てください。どちらが駄目な例かは説明しなくとも一目瞭然ですね。
塗り方でここまで見た目が変わってきます。基本的には元の画像の影に忠実に塗っていけばOKですが、
やはり自分で考えながら塗っていくのが大切です。

暗い部分から塗っていく
リアル化講座図11 自分の感覚なんですが、光の当たっている部分から塗っていくよりも、
影の部分から塗っていったほうが上手くいきます。

色は暗めに塗る
リアル化講座図5 これはどのポケモンを塗るときにも当てはまります。(例外もあるかも・・・) 左図を見てください。○のほうはリアルで重たさがあるように感じますが、×のほうはなんだか軽そうだしあまり立体的に見えません。このように、リアル化では全体的に色を暗めに塗るのがポイントです。

主線は消す
リアル化講座図6 主線を消すだけでも結構変わってきます。
主線の部分を、その周りの色よりほんの少し暗い色で塗りつぶせばOKです。
主線が明るすぎても違和感を感じますので注意しましょう。

ポケモンの特徴によって塗り方を使い分ける
リアル化講座図7 これはとても大事です。 ポケモンにも様々なヤツがいます。 ゴツゴツしていたり、やわらかかったり、金属でできていたり・・・ そういった特徴の違うポケモンを全て同じ塗り方で塗っても変になるのは明らかですね。
なので、ポケモンの特徴によって塗り方を変えていきます。

光を反射しそう?
リアル化講座図8 光を反射しなさそう(体毛が生えていたり、やわらかそう)な場合は、
マル1のように光沢をあまり出さず、色の変化を滑らかにします。
光を反射しそう(金属でできている、体がテカっている)な場合は、
マル2のように光のあたっている部分を明るく、小さくします。 また、金属でできている場合は色を暗めに塗るとより金属っぽさが出ます。

溝は黒く塗る
リアル化講座図8 左図のような溝の部分は、しっかり黒で塗ります。すると、より立体感を出すことができます。
最後に
これでリアル化講座を終わります。リアル化は全技術の中でもかなり難しいほうに入り、根気も必要です。
しかし、上手くいったときの完成度はすさまじいものです。
また、リアル化の方法は人によって様々です。今回は管理人流のやり方で説明しましたが、「この場合はどうしたらいいの?」という疑問はたくさんあるとおもいます。ポケモンの数が既に500近いので、全ての手法を説明するのは不可能です。なのでリアル化は、「この場合は○○だから、こういう風にすれば良いんだな」と言った感じに、「自分で考えて塗る」のがとても大切です。元画像の影に沿って色を増やしていっただけではあまりリアルには見えません。ここがリアル化が難しいと言われる理由なのかもしれません。
自分の技術に自身のある方は、是非リアル化に挑戦してみてはいかがでしょうか。